ストレスを感じるなら転職も一つの選択肢

 

介護士はストレスが多い仕事といわれていますが、ストレスを感じる理由も人それぞれ違いがあります。重労働がストレスになっている人もいれば、人間関係の悩みを抱える人もいます。同僚や先輩などスタッフとの人間関係で悩む人もいれば、利用者やその家族との関係でストレスを感じている人もいます。

高齢になると認知症になる人も多く、そのためにコミュニケーションが取りづらいと悩む人もいます。そして、介護を一生懸命しているにもかかわらずその家族から文句を言われる、暴言を吐かれるということも大きなストレスになります。ストレスが蓄積することで、仕事への意欲も低下し、職場を離れてしまう人もいます。

介護士が無理なく仕事を続けていくためには、ストレスをうまく発散する工夫が必要です。悩み事は人に話すことだけでも気持ちが軽くなりますので、友人や家族、同僚や先輩などに話を聞いてもらうことも考えてみましょう。親しい人にも話しづらいという場合は、カウンセリングや電話相談を利用するという方法もあります。

ストレスが溜まっていると疲労感が強くなるので、休息をしっかりととることも大事です。このほかでは、運動をすることや趣味に打ち込むこともストレス解消に役立ちます。いろいろな工夫をしても、まだ働くことがつらい、ストレスが大きくなると感じた場合は、思い切って職場を変えることも考えていきたいところです。

事業所や施設によっても、働きやすさには差があります。自分の力だけで良い職場を探すのが難しい場合は、転職支援も活用してみましょう。